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終戦直後にソ連によって行われた日本人の「シベリア抑留」と抑留地からの帰国である「引揚」を物語の主軸に、台詞・歌・音楽・ダンスを交えて贈るオリジナル音楽劇。
現代と終戦直後の強制労働地(シベリア)を巧みに交錯させながら、
「生と命」をめぐる先人たちの苦悩、現代人の葛藤と成長、
そして命のありがたさを描いた感動作である。
脚本や演出などの舞台制作にあたっては、
「引揚」の舞台のひとつである京都府舞鶴市の全面協力のもと、
2015年10月にユネスコ世界記憶遺産に登録された「引揚記念館」所蔵資料の閲覧や生き証人である帰還者へのヒアリングを行い、史実考証と多くのインスピレーションを得ている。
-あらすじ-
『 君が、僕に残したこと… 僕は誰に話していこう』
人生に不安を抱え、あてのない旅をするトモキは、 夜の舞鶴港で亡くなったはずの曾祖父・善吉と出逢う。
善吉の魂に誘われるまま、 時空を超え第二次世界大戦後のシベリアへタイムスリップ!?
シベリアの強制労働収容所でトモキは善吉として生きることとなり ・・・
あなたはどんな命のバトンを後世に残しますか?